明日から勉強しよう。
週末には、転職先を調べよう。
来月こそ、運動を始めよう。
そう決めたのに、気がつけば一日が終わっている。
何もできなかった自分を見て、
「私は意志が弱い」
「本気ではないから動けない」
と責めていないだろうか?
しかし、行動できない原因は、意志の弱さだけではありません。
始めようとしていることが大きすぎたり、心と体が疲れていたり、行動しにくい環境になっていることもあります。
やる気は、行動の後から生まれることもある
多くの人は、
やる気が出る。
行動する。
結果が出る。
という順番を想像します。
しかし、実際には、小さく行動したことで気持ちが乗ってくることがあります。
机に座り、テキストを1ページだけ開く。
求人を一件だけ見る。
運動着に着替え、5分だけ歩く。
始める前は面倒でも、一度動くと、もう少し続けられることがあります。
やる気が出るまで待つのではなく、やる気がなくてもできる大きさまで行動を小さくするのです。
目標が、自分を苦しめていないか
「毎日2時間勉強する」
「今月中に必ず転職する」
「毎朝5時に起きて運動する」
高い目標を持つことは悪くありません。
ただ、今の生活で実行できない目標を立てれば、できなかった経験だけが増えていきます。
そして、
「やはり自分には続けられない」
という思い込みが強くなります。
最初に必要なのは、理想的な計画ではありません。
疲れている日でも続けられる、最低限の行動です。
一日5分。
一問だけ解く。
一件だけ調べる。
小さすぎると思うくらいで構いません。
行動しやすい環境を先に作る
意志の力だけで続けようとすると、毎回大きな負担がかかります。
勉強するなら、前日のうちに机へ教材を置く。
運動するなら、着替えや靴をすぐ取れる場所へ用意する。
スマートフォンを見続けてしまうなら、作業中は別の部屋へ置く。
行動する時間を、予定表へ先に入れる。
何をするかを毎回考えなくても始められる状態を作ります。
環境を変えることは、自分の意志が弱いと認めることではありません。
自分が動きやすいように、自分を助ける工夫です。
行動できない日は、疲れを確認する
どれほど小さくしても動けない時には、休息が必要な場合があります。
睡眠は取れているか。
食事はできているか。
仕事や人間関係で、強い負担が続いていないか。
心身が限界に近い時に、さらに自分を追い込んでも力は戻りません。
その日は休む。
誰かに相談する。
必要であれば医療機関などへつながる。
休むべき時に休むことと、面倒だから先延ばしにすることは違います。
現在の自分に何が必要なのかを見分けることが大切です。
続かなかった理由を責めずに調べる
三日続いて、四日目にできなかった。
その時に「全部失敗した」と考える必要はありません。
なぜできなかったのかを確認します。
時間が悪かったのか。
行動が大きすぎたのか。
疲れていたのか。
予定を忘れていたのか。
原因が分かれば、次の工夫を考えられます。
朝が難しいなら夜にする。
30分が無理なら10分にする。
毎日ではなく、週3回にする。
続ける人は、一度も止まらない人ではありません。
止まった後に、方法を変えて戻れる人です。
未来を変える行動は、いつも大きくなくて構いません。
今日、テキストを1ページ開く。
一件だけ調べる。
5分だけ片づける。
その一歩ができたら、まず自分を認めてください。
小さな行動を軽く扱わず、積み重ねる。
その先で、やる気や自信は少しずつ育っていきます。
最後に
やる気のある自分になるまで、待つ必要はありません。
今の自分でもできるほど、小さな一歩を選んでみてください。
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