易は5000年の歴史がある
占術で、現代の日本人に
非常に大切な考え方を
授けてくれるものです。
易には64卦あり、爻数まで
入れると384爻あります。
その中でも今日は
お話していくのは
1番最初の乾為天!
乾為天は龍の成長の
物語です。
爻数によって龍の
成長度合いが変わります。
初爻はまだ周りに
気付かれることのない
幼い龍です。
人に例えると社会に出たことのない
学生ややりたいことがあるけど、
まだ志だけ高く持っている人と
通ずる部分があります。
志が高く、やる気に満ち溢れている
ので失敗を恐れずに何でも
挑戦できるのがこの時です。
この時の志を忘れずに
いられるかで、今後の
成長が大きく変わってきます。
私が占い師を目指し始めた時が
この時と言えるでしょう。
初爻から二爻になると
この龍は人目に付くようになり
様々なものを見様見真似で
やってみる時です。
人なら目指している分野で
良き師匠や尊敬する人に
出会い、その人のことを
真似る時です。
一言一句、良き師匠の真似を
して完コピが出来るように
ならなければいけません。
私が吉田オーナーや海店長、
中華街の尊敬する占い師に
出会った時と言えるでしょう。
二爻から三爻になると
見様見真似をしていた
龍は自分で考えるように
なります。
いわゆる真似る段階から
自分で考える段階に移ります。
この時はマンネリ化や慣れに
注意するときです。
師匠の完コピをして基礎を
叩き込んでいるので、
ある程度のことはこなせて
しまいます。
しかし、こなせてしまうからこそ
きちんと今の自分に何が出来るかを
考える時なのです。
三爻から四爻になるとチャンスを
掴むことが大切になります。
この時の龍は
成長して周りを
引っ張っていく為に
機を伺っているのです。
人に例えるなら
何でもこなせるように
なっているので、
後はチャンスさえ掴めれば
躍進することが出来ます。
いわゆる管理職の一歩手前、
中間管理職などです。
チャンスを伺って、
逃さないようにすることが
大切になってきます。
そして龍がチャンスを掴んで、
周りを引っ張っていくことが
できるようになるのが
五爻です。
全てが上手く行く
時ですが、周りを卑下する
ようになります。
自分以外が全て、
未熟だと感じて
叱責するようになるのです。
この時に大切なのは
全てのことから学ぶ大切さを
知ること。
物、こと、人など全てにおいて
学びの姿勢を持つことです。
これがきちんと出来ないと
トップに立っていたあなたは
天から地に落とされます。
龍が天から地に
落ちていくのが
上爻です。
この時はもう落ちていくだけなので
対応策がありません。
こうならない為には五爻の
時に大切だとお話した
学びの姿勢を持つことを
忘れないことです。
今、あなたは乾為天の何爻
にいますか?
五爻を目指して上爻に
ならない為に
今出来る行動を
してみて下さい。
今日は乾為天の話をしましたが
易は生きるヒントをくれる
ものです。
もし、あなたが悩んだ時は
この易をタロットとして
使う私のイーチンタロット鑑定を
受けにきてくださいね!
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